ここはDA〇H島ではありません。
いわき駅から車でほんの10分程度の平地区です。
「ちょっと登るよ〜」
「ちょっと」の定義がおかしいです。
樹木たちにとって落葉や枯れ枝、倒木の腐食によるこのふわっふわの土壌は居心地の良い状態なのかもかもしれませんが、人にとっては非常に歩きにくく、足元が沈みます。
そして現れたのは高さ約15m・幹周約360pのスダジイ。
葉張りも15m以上あり、周辺の樹木と干渉しています。
主幹が途中で折れており、空洞がいくつもあり、鳥の開けた穴(キツツキ?)まで確認されました。
ヤゴやキノコも発生していて、衰弱している様子がうかがえます。
こうして保存樹木を観察して調査票を作り、様々な総合診断を行って、処方箋をまとめます。
いわき市の保存樹木は身近にあります。(今回は山の中でしたが)
指定標識が目印です。
ぜひ、探してみてください。