2017年03月25日

樹木調査A

社長のお供で樹木調査へ。

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ここはDA〇H島ではありません。
いわき駅から車でほんの10分程度の平地区です。
「ちょっと登るよ〜」

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「ちょっと」の定義がおかしいです。
樹木たちにとって落葉や枯れ枝、倒木の腐食によるこのふわっふわの土壌は居心地の良い状態なのかもかもしれませんが、人にとっては非常に歩きにくく、足元が沈みます。

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そして現れたのは高さ約15m・幹周約360pのスダジイ。
葉張りも15m以上あり、周辺の樹木と干渉しています。
主幹が途中で折れており、空洞がいくつもあり、鳥の開けた穴(キツツキ?)まで確認されました。
ヤゴやキノコも発生していて、衰弱している様子がうかがえます。

こうして保存樹木を観察して調査票を作り、様々な総合診断を行って、処方箋をまとめます。

いわき市の保存樹木は身近にあります。(今回は山の中でしたが)
指定標識が目印です。
ぜひ、探してみてください。









posted by ブログ担当 at 14:12 | TrackBack(0) | 日記

2017年03月16日

瓢箪から駒

年度末です。
予定表ボードの前で、部長が人員配置に頭を悩ませている姿に遠くからエールを送る、そんな毎日です。

ある日、Nさんから「古いパソコンにこんなデータがありました。ブログネタにどうぞ」とA3用紙を渡されました。

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なんでしょう。
資料館の展示説明のようなこの文章は。
どなたかが仕事中に内職していたのでしょうか。
それとも当社は昔、このようなイベントを開催していたのでしょうか。


それにしても、樹木に関することわざはどれくらいあるのでしょう。
ざっと調べてみますと、なるほど、身近な樹木の名前が多いようです。
「柿の木と家内の角折った程よい」なんて失礼なことわざから「梅が香を桜の花に匂わせて柳の枝に咲かせたい」なんてむちゃくちゃなものまで盛りだくさん。
今よりずっと自然が身近だった時代、そこに「在る」だけの樹木から様々なメッセージを受け取っていたのでしょうね。

気になることわざから、色々調べてみるのも面白いですね。





posted by ブログ担当 at 10:06 | TrackBack(0) | 日記