平大室にある大運寺のシダレザクラ(エドヒガン)です。
いわき市の保存樹木に指定されており、先日樹木調査を行いました。
主幹の芯が空洞になっており、ウレタン補修の跡が見られます。
葉でつくられた栄養は師管・師部を通って根へ、根で吸い上げられた水分は道管・仮道管を通って葉に運ばれます。
それらは木の外側部分にあるため、幹の中心部が空洞になっても栄養を取ることができるのです。(中学校で習いましたね)
冬場のエドヒガンもなかなかに迫力があります。
毎年4月上旬に白い花を咲かせます。
今年の春も青空に映えるシダレザクラを楽しみにしたいです。